この記事はソ連。東欧の政治に関するまとめ記事です。
まずロシア革命とソ連の建国の思想として基礎となるマルクス主義についてです。
社会主義をさらにつきつめたのが、共産主義です。
すべての生産手段を共有する事を目的としており、原始時代のように労働力により生産を行い身分の階級もない社会を目指しています。
ソ連の建国はスターリンという指導者によって発展しました。
トロッキーなどの対立者を次々に失脚させ、社会主義に反対する者は次々と粛正していきました。
1980年代に入り、慢性的な経済停滞を打破するためにゴルバチョフはペレストロイカという立て直し政策を行いました。
当初は経済政策に注目されていましたが、経済を立て直すためには政治改革も必要で、
グラスノスチを行い秘密主義を廃止しました。
ゴルバチョフの改革は結局、ソ連の崩壊につながりそれまで連邦国家だったソ連は、
独立国家共同体という緩い枠組みを形成していくのでした。