経済

社会的分業とは?わかりやすく解説。資本主義経済は交換に成り立っている!

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この記事では社会的分業について解説します。

15世紀のイギリスでは資本家が労働者を仕事場に集めて、手と道具を用いて商品を生産するマニュファクチュアが発展しました。

それまでのすべて1人で作るという問屋制家内工業との違いは分業です。

1つの生産物をつくる際に、みんなで作業工程を分けて生産することにより、生産力が飛躍的に上がりました。

これは工場の話だけではなく、社会全体に関しても同じ事が言えます。

これを社会的分業と言いますが、今回は社会的分業について解説します。

 

社会的分業とは?

生活に必要な一切のものを自分で生産せずに、一部分だけを専門的に生産すること

かつての自給自足経済の下で、生活に必要なものはすべて1つのコミュニティで生産していました。

例えば、村や集落などです。

しかし、分業を行うことで個々人が自分の得意な職業について、得意な製品を生産する事だけでよくなります。

お米農家はお米だけ作ればよく、他のモノを作る手間が省け、米作りにだけ集中すればよいです。

1つのものを生産するだけに集中すると、余剰ができます。

こうしてできた余剰を他の生産者と物々交換する事によって、互いの生活が豊かになります。

この交換には、貨幣を仲立ちとして行われます。

 

資本主義経済では、この交換をもとにして成り立っていると言えるでしょう。

 

管理人
分業社会により、労働生産性が向上して、余剰が生まれ、交換をするという事ですね!

 

アダムスミスの説明

アダムスミスは社会的分業を未開社会と比較して説明しました。

未開社会とは、原始の人達が必要な食糧を毎日狩りにでかけて、狩猟や漁猟で生活を行い蓄えの無い社会のことです。

日本では縄文時代がそれにあたります。

未開社会から社会的分業の発生に関しては、稲作により穀物(米)を生産する事で、

余剰が発生して、米の生産専門、漁労の専門、織物の専門といった具合に社会的分業が発生したと説明しています。

 

社会的分業により労働生産が向上して余剰が発生すると、

余剰は資本と考えられますから、『支配者階級』が生まれます。

マルクスは資本主義は階級社会を生み出すものと定義しました。

一方のアダムスミスは資本主義は階級社会を生み出すが、未開社会よりはマシであると説明しています。

 

管理人
未開社会と比較すると社会的分業はわかりやすいね!

 

まとめ

この記事では社会的分業について解説しました。

現代の私たちの生活を見てみても社会的分業は明らかですが、人は1つの部分だけ専門的に生産したり、

職業として就くことにより社会全体が効率の良いものとなります。

工場制手工業にてアダムスミスが説明した分業は『作業内分業』と呼ばれています。

 

 

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