経済

修正資本主義とは?わかりやすく解説。ケインズが有効需要の重要性を説く。

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この記事では修正資本主義について解説します。

1929年にウォール街を発端に始まった世界恐慌では大量の失業者を出しました。

当時の大統領フーバーは不況は一時的なものだとして伝統的な自由放任主義を守るスタンスを取りましたが、景気は回復しませんでした。

そこでアメリカは経済に国家が積極的に介入する政策へと切り替えたのです。

これが修正資本主義の始まります。

 

修正資本主義とは?

経済活動の自由を一部制限して、経済的な平等をできるだけ実現しようとする資本主義のこと。

資本主義経済は放っておけば、資本が一部に集中して、貧富の差が拡大します。

また景気の浮き沈みが起こり、世界恐慌のような大量の失業者を出してしまいます。

経済学者のケインズは自ら望まない失業を非自発的失業と表現しました。

 

1933年に就任したアメリカのローズベルト大統領は経済と立て直すために、

ニューディール政策を実施します。政策の内容は公共事業を政府が主導して、雇用を生み出すというものでした。

 

このように、資本主義の基本的性格をかえることなく、資本主義が必然的にもたらす

恐慌、失業、貧困などの問題を政府が経済に介入することによって解決しようとしたのが修正資本主義です。

 

管理人
資本主義を維持して国家が経済に介入することを修正資本主義って言うんだね!

 

ケインズが完全雇用を主張

政府が経済に積極的に介入すれば恐慌は克服できるという経済理論を主張

イギリスの経済学者ケインズは1936年、『雇用・利子および貨幣の一般理論』を発表して、

「景気が悪いときには、政府が公共事業などを通じて有効需要を喚起させるような政策を行うこと」

の重要性を説きました。

有効需要とは?

実際に貨幣の支出を伴う需要。有効需要の水準により雇用水準や国民所得水準が決まるとケインズは考えました。

このように政府が経済に介入するというアメリカのニューディール政策は、

ケインズのによって理論化されたのでした。

これまでの自由放任主義の経済政策とくらべると画期的な経済政策でした。

 

管理人
ケインズが国家の経済介入を理論的にも裏付けしたんだね!

 

まとめ

この記事では修正資本主義について解説しました。

資本主義経済は自由放任主義に任せておくと、資本が集中して貧富の差や景気変動により失業や貧困などの諸々の問題が起きます。

修正資本主義は国家が経済に介入して有効需要を喚起して、雇用を創出するという考え方です。

アメリカのニューディール政策をきっかけに実際に始まり、ケインズが理論的に裏付けました。

修正資本主義は第二次世界大戦後の福祉国家という概念にも繋がります。

 

 

 

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