この記事は資本主義経済の修正に関するまとめ記事です。
1929年にアメリカのウォール街の株価大暴落をきっかけに世界恐慌が起きます。
これまでの自由放任主義的な経済政策の限界を感じさせる出来事でした。
世界恐慌の反省を生かして、アメリカではニューディール政策が取られます。
これは修正資本主義経済という理論のはじまりです。
イギリスの経済学者のケインズは、政府が公共事業を行い有効需要を喚起して
完全雇用を推進することを主張しました。
ケインズ経済学も限界を迎えます。
政府は大きくなりすぎてしまい、規制が厳しくなり企業の自由競争は阻害されてしまったのです。
ケインズ経済学を改める政策の代表例がレーガノミクスです。
レーガノミクスを代表とする経済政策は新自由主義として理論化されました。
新自由主義経済は貧富の差がの拡大や非正規雇用、若者の失業などの問題も抱えます。
イギリスではサッチャーの新自由主義経済の問題点を解決するために労働党のブレアが第三の道と呼ばれる経済政策を取りました。