経済

私有財産制と生産手段の私有とは?わかりやすく解説。

投稿日:

この記事では私有財産制と生産手段の私有について解説します。

資本主義経済はイギリスの産業革命によって確立しました。

資本家が工場や道具の資本を使い労働者を使って利益を追求する自由経済の主義です。

資本主義経済を支える特徴の1つとして私有財産制が挙げられます。

今回は私有財産制について解説します。

 

私有財産制とは?

工場や機械、原材料などの生産手段を個人が自由に所有してよい制度のこと

私有財産制は市民革命以降の社会で認めらえた経済的自由権の概念です。

それまでの絶対王政期の社会では、王権神授説に基づき、すべての財産は国王が保有しているという考えでした。

もちろん人民も国王が所有しているものとされていました。

 

近代以降の資本主義経済では私有財産制は近代私法の三大原則の1つともされています。

近代私法の三大原則では、

私有財産制は侵害するあらゆる他人に対して主張することができる完全な支配権であり、国家の法よりも先に存在する権利で神聖不可侵であるとする原則。

としています。

生産手段の私有とは、「私有財産制」と同意語で、

財産が個人に属する社会制度を私有財産制と言いますが、その財産の中でも生産活動に必要なものを私的に所有してよいということが定義されています。

 

これに対して社会主義では私有財産制は制限されており、

財産は国家のものという社会的共有を主張しています。

 

まとめ

この記事では私有財産制、生産手段の私有について解説しました。

私有財産制とは財産を個人が自由に所有してよいという制度で、国家は介入できない不可侵の領域です。

資本主義経済が発展した理由の1つとなっています。

資本主義経済は私有財産制の他にも商品経済、価格を中心に営まれる市場経済、自由競争、自由放任の経済政策、利潤の追求の自由などの原理で働いています。

 

-経済

Copyright© 政治経済をわかりやすく , 2019 All Rights Reserved.