民主主義

モンテスキューの法の精神とは?権力分立はロックとと並ぶ双璧。

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この記事ではモンテスキューの権力分立について解説します。

絶対王政から市民革命期を経て発展してきた自由権という考えは、国王の権力の濫用を防止して、

国民に権利や自由を確保するための「権力分立」の考えを生み出しました。

国王1人に権力を集中させてしまうと、独裁的政治を誘発してしまい、個人の人権(特に財産権)を侵害させてしまう事がわかったからです。

この記事では、モンテスキューの権力分立について解説します。

 

モンテスキューの権力分立とは?

主著『法の精神』の中で、各国の様々な政治体制を比較して権力分立制を提唱

モンテスキューはフランスの政治思想家で当時の政治や社会を痛烈に批判しました。

フランス人権宣言よりも40年も前である、1748年に『法の精神』を発表して、自由と権力のバランスの重要性を説きました。

 

モンテスキューはイギリスに滞在して立憲君主制下の議会政治を直接、見聞しました。

モンテスキューは権力の分立を唱えたロックに大きな影響を受けています。

ロックは国家権力を立法権、執行権、同盟権の三権に分けましたが、同盟権は執行権に含まれているので実質、二件分立論者という事になります。

モンテスキューはさらに具体的に権力の分立を解いて、権力を一立法権、司法権、行政権の三権に分けました。

三権分立

三権分立について詳しく知りたい方は、『立法・行政・司法とは?三権分立の仕組みをわかりやすく。』の記事をご覧ください。

 

管理人
フランス人権宣言の40年も前に社会を批判して法の精神を出していたのは凄いことだよね!

 

モンテスキューの法の精神の影響

現代のアメリカ、イギリス、日本、フランスなどの先進国の政治制度に採用される

モンテスキューは法の精神を執筆するにあたり、20年以上の歳月をかけました。

法の精神の論点は政治学だけでなく、法学、社会学、人類学と多岐にわたっています。

法の精神では、立憲主義、権力分立、奴隷制の廃止、自由権の保障などなど現代の政治制度に採用される重要な考えが提案されています。

もちろん40年後のフランス革命にも大きな影響を与えました。

 

管理人
特に現代アメリカの政治制度では三権分立は強く守られているね!

 

まとめ

この記事ではフランスの思想家モンテスキューの法の精神について解説しました。

モンテスキューは主著の中で、権力分立と自由権について強く主張しました。

現代の政治制度に色濃く反映されているのが、モンテスキューの法の精神の内容です。

 

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