民主主義

近代民主政治の基本原理とは?国民主権と基本的人権の尊重

投稿日:

この記事では近代民主政治の基本原理とその歩みについて解説します。

中世のヨーロッパでは絶対君主制が敷かれていて、君主が絶対的な権力を持っていました。

いわゆる絶対王政です。

国王の権力は神から与えられたものとする王権神授説の立場から人の支配が行われていました。

国民は絶対君主制に反対して、人間性の解放が求められ市民革命が勃発してその成功により、近代民主政治が確立されていきました。

これまでの記事の総まとめのような記事になりますが、今回は近代民主政治の歩みについて解説します。

 

近代民主政治の基本原理とその歩み

国民主権と基本的人権を基調とする、民主主義に基づく政治の在り方

市民革命を経て自由を求めた国民は近代民主政治を確立していきました。

近代民主政治の基礎となる部分が国民主権と基本的人権です。

絶対王政期には強大な権限を背景とした専制政治が行われ、個人の人権保障や市民の政治参加はまだ実現していませんでした。

 

そこで現れたのが『社会契約説』という考え方です。

社会契約説に関しては、『社会契約説とは?わかりやすく解説。ロック・ホッブズ・ルソーの違いまとめ。』の記事をご覧ください。

社会契約説は絶対王政期の王権神授説に代わって、時代の中心思想になりました。

社会契約説は国家は市民同士の契約で成り立つという考え方です。

 

そして、絶対王政か市民革命期を経て発展してきた『自由』という概念は、国王により国家権力の濫用を防止して、国民の権利・自由を確保するための制度である『権力分立』の思想を生み出しました。

権力分立に関しては、『モンテスキューの法の精神とは?権力分立はロックとと並ぶ双璧。』の記事をご覧ください。

モンテスキューの三権分立という考え方は現代のアメリカの政治に特に色濃く反映されています。

 

こうして市民革命以降、自由権などの人権概念の広がりとともに法の体系も確立していきます。

実社会の中で法が果たす役割に注目して、法はいくるかの方法で分類されます。

自然法に関しては、『自然法と実定法とは?違いをわかりやすく解説。自然法の父はグロティウス。』の記事をご覧ください。

法の支配と法治主義に関しては、『法の支配と法治主義の違いを解説。実質的法治主義と形式的法治主義とは?』の記事をご覧ください。

 

管理人
社会契約説、権力分立、法の体系が近代民主主義の確立とともに整備されていったわけだね!

 

まとめ

この記事では近代民主政治の基本現地と歩みについて解説しました。

近代民主政治のスタートは国家の徹底的な不介入から発展しました。

つまり、国家からの自由です。経済面では小さな政府を推奨する事が求められていました。

-民主主義

Copyright© 政治経済をわかりやすく , 2019 All Rights Reserved.