民主主義

チャーチスト運動とは?わかりやすく解説。6ヶ条の綱領からなる人民憲章。

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この記事ではチャーチスト運動と人民憲章について解説します。

自由を求めたイギリスの人々はピューリタン革命と名誉革命を経て立憲政治を確立していきました。

アメリカ、フランスにも影響を与えて先進国にて革命を起こすきっかけとなりました。

 

今回はイギリスの労働者による政治運動であるチャーチスト運動について解説します。

チャーチスト運動とは?

普通選挙権など6項目の政治的要求を人民憲章に掲げ労働者たちが起こした請願行動

当時のイギリスでは工業化が進み、産業革命が起きました。

労働者は毎日あくせく働きましたが、権利が保障されていない、資本家に搾取されているという考え方が広がるようになったのです。

ロバート・オウエンという労働者保護を訴えた指導者は「労働組合」の設立を労働者に推奨しましたが、

ことごとく資本家に潰されてしまったのでした。

それまで一定の土地を所有する者にしか選挙権は与えられていませんでした。

そこで1836年の恐慌の際にオウエンは集会を開き、労働者達を集め労働者にも普通選挙権を与えるようにとチャーチスト運動を起こしたのです。

それまで21歳以上のイギリス男子は602万人いましたが、労働者である84万人は選挙権を持っていなかったのです。

人民憲章の内容

・成人男子選挙権
・秘密投票
・毎年選ばれる一年任期の議会
・議員に対する財産資格の廃止
・議員への歳費支給
・十年ごとの国勢調査により調整される平等選挙区

その後チャーチスト運動は各地で盛り上がりを見せますが、

理性派と暴力派の対立によって1848年に以降に衰えて、1850年代に入ると消滅しました。

 

管理人
自由権から参政権を求める活動に切り替わっていった代表的な例だね!

 

まとめ

この記事ではチャーチスト運動について解説しました。

基本的人権の記事でも解説した通り、18世紀の社会では国家からの干渉を防ぐために国民は自由権を求めました。

国民は市民革命を経て自由権を手にいれました。

その後、19世紀の社会では「国家への自由」を求めて、国民は参政権の獲得のために活動をします。

そのさきがけ出来事がイギリスのチャーチスト運動なのです。

労働者が組織的な政治活動を行い、参政権獲得のために運動をしたというのは歴史的に見ても重要事項ですね。

 

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